こんにちは、カオリンです。
今回はコミュニケーションで大事にしているあり方、“誰もが息をしているだけで価値がある”というテーマでお話しいたします。
*このお話を動画でご覧になりたい方はこちら(YouTube)からどうぞ。
コミュニケーションは、人生そのもの
コミュニケーションのあり方は、人生のあり方そのものです。
まさしく、「人生の縮図」。
そんなコミュニケーションで大事にしているのが、“息をしているだけで価値がある”というあり方です。
わたしはアロマを通じて、言葉を発せられない障がいをお持ちの方や自閉症の方ともお話しする機会があります。
そんな方たちとも、なんの垣根もなくコミュニケーションできるんです。
外見に惑わされず、心と心で通じ合って話せるから。
“息をしているだけで価値がある”と思えるようになったきっかけ
ただわたしも、昔からそう思っていたわけではありません。
これはわたしが7年前に長年勤めた赤十字を退職し、起業準備をしていたときのこと。
日に1時間ほどは起業の準備をしますが、それ以外は何にもやることがありませんでした。
それでも当時からコミュニケーションの勉強を積んでいたので、感情が不安定になることはありませんでした。
ただあるとき急に、不安・恐れが湧いてきたんです。
“なんだこれは!?”と思いましたね。
そのときに自分とのコミュニケーションで、不安や恐れの正体をみにいきました。
そこでわかったことは、なんと“動いていないと価値がない”と思っている自分がいたこと。
“動いていないと価値がない”と思っているからこそ、行動が減った現状に不安や恐れがあらわれてきたわけです。
「何もしない」という選択
突如湧いてきた不安・恐れの正体がわかったところで、どうしたか?
“もっともっと自分の価値を感じたい”と思ったわたしがとった行動は、
「何もしない」こと。
それで、日に1時間の起業行動を除いて、ずーっと寝ていました。
その間3ヶ月ほど。
するとあるとき自分の内側から、
ふわ~っと湧き上がってくるものがあったんです。
そこで湧いてきた思いというのが、“誰しも、息をしているだけで価値がある”というあり方。
その経験があってようやく、自分の価値を認められたなと実感しました。
これが現在のわたしのコミュニケーションのベースになっています。
「誰しも価値がある」と思うと、コミュニケーションが変わる
一度こんなあり方が身につくと、出会う人出会う人みんなが、それぞれ価値があるように思えるんです。
わたしはアロマを通じたカウンセリング、コーチングのセッションでさまざまな人とお会いします。
そのなかには初対面にも関わらず、目の前に座った途端に、長年抱えてきた深い悩みをお話しくださるという方も少なくありません。
とくに印象深かったのは、セッションの後で言われたこんなひと言。
50年間生きてきて、はじめて笑うことができました
この言葉を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、やってきてよかったと実感しました。
なぜ、わたしにそんなことができるのか?
わたしは、目の前の人がどんな悩みを抱えていようとも、“息をしているだけで価値がある”とベースに思っているので、それにふさわしい現象がおきるようです。
本当に、コミュニケーションは「人生の縮図」です。
そのあり方が身につけば、奇跡のようなこともふつうに起こります。
“息をしているだけで価値がある”というお話でした。
では今日もすばらしい一日をお過ごしください🍀