こんにちは、カオリンです。
今回は『目に見えないエネルギーが人を動かす』というテーマでお話しいたします。
*このお話を動画でご覧になりたい方はこちら(YouTube)からどうぞ。
人間関係は、「目に見えないエネルギー」の現れ
- 言葉を変えなければいけない
- 行動を変えなければいけない
- 態度を変えなければいけない
人間関係をよくする、コミュニケーションを変えるためにこう思っていませんか?
でもなかなか改善されないのも事実です。
実は、人間関係が改善されないのは、目に見える現実はコミュニケーションのごく一部分だから。
目に見えないエネルギーがもっと大きく関わっているのです。
こんな事例がありました。
ある20年以上連れ添ったご夫婦の奥様からのご相談。
旦那さまは亭主関白ということでした。
ご相談内容というのは、
“旦那さんが今朝、とても不機嫌な様子で出ていったんです。夜もこのまま不機嫌で帰ってくるのが怖いんです。どうしたらいいでしょう”というもの。
それを聞いて、わたしはこう問いかけました。
“奥様、いまどう思っていらっしゃいますか?”
奥様はこうお答えされました。
“怖いし、不安です。どうしたらいいかわからなくて、混乱しています”と。
ここがポイント!
ネガティブな想いが相手に伝わると、相手はネガティブな行動をとるようになります。
ここは奥様のエネルギーを変えることで解決できるな、とピンときました。
そこで次のようなお願いをしました。
“今から1分間、これまで旦那様にしてもらったことや受けた愛情を思い出して、そのときの想いや感謝を感じていただけますか?”
そうしたら、溢れんばかりの旦那さまへの想いが出てきたそうです。
その後、何が起こったのかというと。
その30分後に帰ってこられた旦那様は、なんと鼻歌交じりだったそうなんです。
まさしく奥様のエネルギーがポジティブなものに変わったことで、旦那様の行動もポジティブに変わったんですね。
夫婦関係でいうと、奥様が「旦那が優しくない、ひどい、家から出ていけばいいのに」と口にされることがありますが、その原因をつくっているのが実は自分自身の見えないエネルギーだということが多々あります。
そのエネルギーは相手に伝わって、相手がそのとおりに動くという循環が生まれます。
まずは、「自らの目に見えないエネルギーが、人間関係にものすごく影響しているのだ」と理解しましょう。
子どもの行動は、親の想いが原因
これは子どもに対しても同様です。
「娘の不登校を解決したい」という、あるお母さんからのご相談。
その娘さんとお兄ちゃんがいるそうですが、二人が生まれたときにそれぞれ思ったことが違ったそうです。
お兄ちゃんが生まれたときには、「この子はスクスク育つわ」と思ったそうです。
一方で娘さんが生まれたときに思ったのは、「この子は不良になるか、不登校になるわ」というもの。
それです!
お母さんが思ったとおりに、娘さんは動いているんですよ。
そのお母さんはすぐに気づかれました。
「○○ちゃん、ごめん。お母さんの思いが原因だったんだね。」と。
そして、
「この子はスクスクと育つわ」と思い直してくれました。
そうしたら、
普段はお母さんが帰宅したとき、声もかけてくれないのが、そのときから「おかえり」と言ってくれるようになったそうです。
さらに、学校にも自ら進んで行くようになったんです。
親子関係においても、自分のエネルギーが相手の行動に影響を与えているんですね。
人間関係を変えるには、自分のエネルギーを変えましょう
身近な人に対して、ちょっとしたイライラや不満をつのらせたりしていませんか?
そのネガティブな感情が伝わって、人間関係がこじれていることが往々にしてあります。
よりよい人間関係を築くために、日頃から一人ひとりへの感謝の思いをもって、ポジティブなエネルギーを送ってみてください。
きっと、まったく違う人間関係が現れますよ。
わたしのカウンセリングのセッションでも、目に見えないエネルギーを活用しています。
相談者に会う前日(場合によってはもっと前)から、“この人といい関係をつくれますように”というエネルギーを送っています。
以上、
『目に見えないエネルギーが人を動かす』といテーマでお話しいたしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの人間関係が劇的によくなりますように🍀