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こんにちは、カオリンです。
今回はアロマ道場でもっとも大事にしている考え方、『目線平等』について。
上下をつけると不満がでる
アロマ道場では、年齢、性別、職業、経歴などさまざまな方が一緒に学んでいます。
わたしたちは小さいころから、“目上の人をうやまいなさい”と言われて育ってきました。
尊敬するのはいいですが、いき過ぎた上下関係はよくありません。
いつしか相手を見上げたり、蔑んだりしていることが多々あります。
上下関係の意識は、自分のよけいな感情を生みます。
例えば、「期待」。
目上の人に対して、無自覚のうちに“こうしてほしい、こんな言葉をかけてほしい”という期待を抱いています。
でも期待どおりにいかないと、不満につながるんですね。
わたしも赤十字で働いていたときに実感しました。
入職当時のわたしは、ほとんどの方より年下で、自分の信念体系にしばられていました。
“上司は事前に指示をくれる存在”
“上司は自分よりも仕事をしてくれる”
“これくらい分かって当たり前”
…
そんな概念がわたしの中にあったんです。
だから、自分の期待したとおりにやってくれないと不満、グチが出ます。
そしてだんだん、その上司のことが嫌いになっていくんです。
同僚とグチをいい合う日々で、職場にいるのがつまらなく感じてきます。
目線平等だと、相手を理解しようとする
そんなとき『目線平等』という考え方を知りました。
目線平等を意識すると、あれほど嫌だった上司のことを理解しようという気になります。
“上司もわたしのことを理解しようとしているけど、やり方がわからないんだな”
“わたしの苦手な肉体労働を積極的にやってくれているな”
“帰る前には、いつもわたしの仕事を気にかけてくれるな”
…
そこでわたしは、それまでの不満は、自分の勝手な期待が生みだしていたんだなと気づきました。
愛と調和の社会をつくりましょう
今のあなたは、どうでしょうか?
もし誰かに不満やぐちがあるなら、自分が上下目線をつくって、相手に期待したり、頼りすぎたりしていませんか。
アロマ道場では、「目線平等」という意識、態度をしっかりと身につけていきます。
そして実生活にもちかえって習慣にしていただく。
そうやって、自分のまわりで上下のつかない社会が広がっていってほしいなと願います。
きっと、すごくしあわせな世界ができあがります。
愛と調和でつながったすてきな社会を一緒に作りあげましょう🍀