こんにち、カオリンです。
今回は『集中力が能力を高める』というテーマでお話しいたします。
*このお話を動画でご覧になりたい方はこちら(YouTube)からどうぞ。
「集中力のある人ほど能力が高い」科学的理由
わたしは「アロマスピリットコール(命あるすべての存在、命あるすべての意識体とのコミュニケーション)」を学ぶ場である「アロマ道場」を主宰しています。
ここで学ぶ道場生をみていると、2つのタイプに分かれるんです。
- 道場で学んだことをひたすらやり続けるタイプ
- 「たくさん勉強しないといけない」と思って、いろいろ手を付けるタイプ
どちらのタイプが能力が高まるかというと、実は前者なんです。
道場でやったことを徹底的に反復練習する人たちのほうが、アロマスピリットコールの習得も早いです。
わたしがこれまでコミュニケーションを学んできて、一緒に学ぶ人たちをみていても、師匠や指導者から教えられたことを一点集中して続ける人が、どんどん能力を伸ばし成功していくのを見てきました。
これは脳科学の観点から説明できます。
脳内には「g因子」という物質があって、g因子が多い人ほど能力が高く、いろんな分野で成功することが報告されています。
さらにb因子の多い人は前頭葉の集中にかかわる領域が活性化していることもわかっています。
つまり、“集中力のある人ほど能力も高い”といえます。
“それじゃ、わたしは集中力がないからダメだ”と思われるかもしれませんが、まったく諦める必要はありません。
集中力を磨くことで、今以上に能力を発揮できる可能性は充分あります。
ちなみアロマ道場では、アロマスピリットコールを習得する過程でものすごい集中力を要します。ですので、ここで学ぶ道場生の能力がどんどん高まっていくのも当然のことです。
集中力を高める、誰でもできる3つの方法
1.制限時間を設ける
これはわたしが赤十字に勤めていたころに実践していた方法です。
まず通勤中に、今日やる仕事(to doリスト)を決めておきます。
いざ職場に着いたら、「時間との勝負」。
“午前中のうちに今日やるべき仕事をすべて終わらせる”、という意気込みでトップスピードで仕事を進めます。
時間の制限を設けていると、脳がフル回転してどんどん仕事が捗ります。
無駄口をたたいている暇もありません。
このように毎日、毎日トップスピードで仕事をしてきたお陰で、今では「パソコンを開いた途端に仕事モードの集中スイッチが入る」までになっています。
人は時間があると思うと、ついダラダラしてしまいます。家事もそうです。
ちょっとやってはテレビを見て、またちょっとやったらお茶を飲んで…
それでは、いつまでたってもやるべき仕事は終わりません。
“この時間でこの仕事をやりきる”と決めてみましょう。
すこし短めに時間を設定するといいですね。
そうしてトップスピードで仕事をこなすのが集中力を磨くことになります。
2.頭のノイズを鎮める
将来の心配事や今気になっていることなど、絶えず頭の中にいろんな考え−ノイズ−が浮かんできます。
このノイズを鎮めるのも集中力を高めるのに有効です。
まずお手元にタイマーをご用意ください。
そして今あなたがいる空間で「1番小さな音」に耳を澄ませてみましょう。
まずは1分間で結構です。
1番小さな音に耳を澄まそうとすれば、集中力の感覚がつかめてきます。
わたしも、ちょっと心を鎮めたい、落ち着きたいというときに1分間はかって、1番小さな音に耳を澄ませるようにしています。
3.速歩きする
人は前に向かって歩いたり、走ったりするときには、後ろ向きなことは考えられないようにできています。
なのでネガティブな感情が湧いたり、なかなか気が乗らないなというときには、外に出て速歩きしてみましょう。
そうしてただ歩くことに集中しているうちに、頭がクリアになってくるのを実感できます。
高速道路を車で走るのもいいかもしれません。
コツコツ集中力を磨くことで、あなたの能力が開花する
わたしはこのように、いろいろな方法を組み合わせて集中力を磨いてきました。
今では“集中するのが特技”といえるほどです。
そのお陰で、朝から晩まで講座をしていても、集中力が途切れることは一切途切れません。
“そうはいっても、そんなに長く集中できない”、とおっしゃるかもしれません。
それでもいいんです。
はじめは1分間から始めて、次の日には2分、また次の日は3分というように少しずつ、集中を維持できる時間を伸ばしていってみましょう。
それを毎日の習慣にすれば、半年、1年後にはすごいことになっています。
驚くようなあなたの能力が開花します。
あなたの能力がググッと上がっていくことを願っています🍀